大航海時代online Boreasサーバー  マルコの航海日誌


by Nijyuurou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アレクサンドリア。 
  
 晴天微風。

 停泊中の船長室に、ロクサーヌが手紙を持ってきた。   
 何でも、酒場のマスターから、私宛に、と言うことで渡されたのだという。
   
 最近はアレキサンドリアでトラブルは起こしていなかったはずだが、と思い、怪訝な気持ちで封蝋を切った。

 中身は、簡潔で、知人のイ・・・・・・・・・・・・・・・・・





 …コリーナという少女からの手紙だった。

 彼女は今、アレキサンドリアの砂漠で鉱石を採取していたのだというのだが…。
 この鉱石、良く磨き上げると、ガーネットや、ルビーによく似た輝きを放つようになる。
 
 工芸師の玉子が良くやる、模造宝石作り、と言うやつだ。

 そして、その彼女からの手紙はもちろんこうだ。
c0124516_2240119.jpg


私に勿論依存があるはずはなかった。
[PR]
# by Nijyuurou | 2009-03-01 22:46

『本気の姿』

マルセイユ。

晴れ、北西の風。

 銀行の窓口で係員相手に馬鹿話をしていると、誰かに上着の裾を引っ張られた。
 
 また悪い知り合いか、と思い振り向いてみると、意外なことにそれは見知らぬ少女だった。
c0124516_22403587.jpg

 何でも、彼女はまだ海に出たばかりの航海者で、「ファンワールド」と言う冊子に載った私の文章を見て、声を掛けてくれたのだ、と言う。

 彼女は何度か紹介した、私の本気の姿、がお気に召したそうで、是非、その姿を見せて欲しい、とせがまれた。

 

 おやすいご用だ、と私は答えた。
[PR]
# by Nijyuurou | 2009-02-26 22:40

『美しい女庭師』

ロンドン。

 霧、無風。

 ラファエロは好きな画家の一人だ。

 好きになったきっかけは、小椅子の聖母と呼ばれる一枚の絵だ。
c0124516_23363317.jpg

 この素晴らしく美しい聖母子の絵…何でもラファエロの恋人をモデルにしたとか何とか、そう言ううんちくもあるそうだが、そんなことは関係なく、ともかく、素晴らしく美しい絵だった。

 ぞっこん参った。
 
 惚れたのだ。
 
 絵というのは、これほど素晴らしいものかと思った。

 
 その私にとって、ラファエロの新作というのは大変待ち遠しいもの、なのである。

 それを聞いた斡旋人は失礼なことにテーブルに頬杖を着いたまま、ほう、それは丁度良かった、と、気のない返事をして、契約書をこっちに投げよこす。
c0124516_23361731.jpg


 私は唇を歪め、だが、断る。と答えた。
[PR]
# by Nijyuurou | 2009-02-24 23:40
ナポリ。

 晴天、微風。


  …その日も、私は船長室に山積した書類に囲まれ、だらだらと事務仕事を続けていた。
  新年早々からたまりに溜まった仕事はまだ片づく気配が無く、私もやや惰性でだらだらと仕事を続けているような状況であった。 

  なかなか、海に出ることも難しい。

  あちらの港で滞在し、またこちらの港で滞在し、を繰り返す、少々刺激に書ける日々続いており、それがまた、私の惰性をいや増しにましていた。
  …そんな中、ロクサーヌが意気揚々と船長室の扉を跳ね開けて入ってくると、ヴァイキング居留地の探索の依頼があるそうです、と目を輝かせて言ったのだ。
  なんでも、退屈しのぎに顔を出した冒険者ギルドで、斡旋人から紹介されたのだと言う。
c0124516_23194188.jpg

  私は思わず手にしたペンを取り落とし、書類の山を机の中に乱暴に突っ込むと、すぐに出航するぞ、と叫んだ。  

以後、クエスト内容を含む。注意。
[PR]
# by Nijyuurou | 2009-02-22 23:25

『その道』

アテネ。

 曇天、北西の風。

  ある国の、建築家の、依頼なんだが、と、斡旋人は言いにくそうに切り出した。
  私は、依頼があるならはっきり言ってくれ、と眉を寄せる。
  斡旋人は、実は軍用道路の建設をするのに、何かいい敷設例はないか、と言う依頼なんだ、と答え、マルコ、お前、ヴェネチア人だったよな、と再び言葉を濁す。

  私は、俺はジェノヴァ人だ、と答えて溜息を吐いた。
  
  ある国、というのは、おそらく、オスマン帝国からの依頼だろう。

  知っての通り、現在ギリシアはオスマントルコの支配下にある。
  そのアテネで、しかも、軍用の調査を、と言う話であれば、アテネのギルドも慎重かつ、丁寧にやらざるを得ない。
  だが、ギリシア人にとってはあまり気の進まない仕事だろう。

  挙げ句の果てに、その依頼をオスマンとあまり仲がいいとは言えないイタリア人の私に頼もうというのだから、ギルドもよほど人手不足、らしい。

  私は、大事なのは依頼人が料金をしっかり払ってくれることだけだ、と笑う。

  斡旋人は少し安心したようで、一応、この街のマルティネンゴさんにも話を聞いてみてくれ、と言い、恩に着るよ、と頭を下げた。

  私は口をへの字に曲げて、ヒラヒラ手を振った。
c0124516_23325597.jpg


以後、クエスト内容を含む。注意。
[PR]
# by Nijyuurou | 2009-01-25 23:34