大航海時代online Boreasサーバー  マルコの航海日誌


by Nijyuurou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アテネ。

 晴天、微風。

  
 誰もが、あの女を恐ろしい女だという。

 だが、本当にそうだろうか。

 

 私が久々に受けた依頼は、ずいぶん古めかしい話だった。
c0124516_22563557.jpg

 サロメとヨハネ。
 
 預言者ヨハネの首を求めた少女の物語だ。
  
 そのサロメが、何故ヨハネの首を求めたのか、それを調査して欲しい、と言うのだ。

 私は一瞬耳を疑い、聖書を読め、と言った。

 それは、あまりに有名な話だ。

 確か、ヨハネがヘロデ大王の結婚が律法に反すると批判したのが原因なんですよね、とロクサーヌが言う。
 私は頷いた。
 それを恨んだ大王の妻が、宴会で舞った娘に、父にヨハネの首を褒美として求めるようにそそのかすのだ。

 私は解説し、仕事は終わりだ、金を払え、と斡旋人に手を出した。

 だが、斡旋人は、そんなありきたりの答えが聞きたいわけ無いだろう、と笑い、アレクサンドリアの学者が、また別の伝承を研究しているらしい、と言った。
 
 やっぱりね、と私達は溜息を吐いた。

以後、クエスト内容を含む。注意。
[PR]
# by Nijyuurou | 2009-01-20 23:01

『気の休まらない休暇』

ジェノヴァ。

晴天、微風。

何とか山積した仕事を片付けることに成功した。


年末年始と言えば、休んでいるものも多いだろうが、密輸商などと言うやくざな商売をしていると、この時期逆にひどく忙しい。

おかげで一月近く、このジェノヴァに釘付けだ。

かのティベリウス帝の如く、カプリ島辺りに引っ込んで、手紙一つで仕事を片付けられればいいのだが、そうも言ってられないのが辛いところである。

ともかく、山積した仕事も、おしまい。

いったんは東地中海へと向かってみようと思う。
[PR]
# by Nijyuurou | 2009-01-14 21:10

『ドサマルコ博打地獄』

ロンドン。

 驟雨、北の風。


マルコ>3枚か………あんた、背中がすすけてるぜ。。。

 私は言い放ち、コインをテーブルへ投げた。
 
 相手の手はスリーカード。

 私は笑った。 

マルコ>ところがどっこい、夢じゃありません!!!

 カードを開く。

 ストレートだ。

おめでとうございます! ポーカーに勝利しました!
1280000㌦獲得しました!

Phina>あああああああああああああああ勝てるとおもたのに;;;;;;;

 
 こう見えても、ボローニャでは『坊やマルコ』と呼ばれた凄腕のギャンブラーであったのだ。

 128000ドゥカートを一瞬で手に入れた私の鼻は尖った……いや、高くなった。

『ざわ・・・ざわ・・・・』
[PR]
# by Nijyuurou | 2008-12-10 23:21

『海賊と迷宮』

セビリア。

 晴天、微風。

 私は依頼斡旋人に斡旋書を突きつけた。

 後ろでロクサーヌが呆れた顔で見ているのは知っているが、止める気は毛頭ない。

 先日遺跡の闇に落としてしまったラブリュス……。

 それをもう一度掘り出そうというのだ。
 

 ロクサーヌとハーフェズに左右から苦情を言われた私は、何とか失地回復を図るため、再びここセビリアに戻ってきた。
 斡旋人はグズグズと苦情めいたことを口走り、なかなかラヴィリントス発掘の依頼を出そうとしない。

 苛立つ私。
 
 意固地になる斡旋人。

 ようやく、交渉がまとまり、依頼を受けることが出来たのは、すでに日も落ちた頃になってからだった。


 ここで、私は再び考えた。


 この美味しい依頼を一人で行くのは勿体ない。

 私は、酒場に行くと、付近を友人が航行していないか、噂に耳を傾けた。

そして、一人商会員を見つけたのだが、
[PR]
# by Nijyuurou | 2008-12-07 21:52

『少女と迷宮』

ティレニア海、洋上。
 晴天、微風。

 ミランちゃんは、ホントに良い子ですね、と冊子を見ながらロクサーヌが言った。

 私は少々憤慨し、そんな前のこと、まだ言ってるのか、と口をとがらせる。

 ちょっと前に出た、彼女の書いた冊子の中では、『冒険の最後に、腕利き冒険者のマルコが、ミランを助けて落盤に巻き込まれるが、生還する』と言う、そんな物語が描かれている。

 いい話だ。
 
 私はこの話はこの流れで良いと思う。

 そう言うと、ハーフェズが、お前、反省してるか、としかめっ面をした。

 あれは、事故だ、と私は答えた。

 ふうん、と二人が同時に言う。

 私は溜息を吐いた。

 真実なんて、追いすぎて良いものじゃない、と、私は思う。
[PR]
# by Nijyuurou | 2008-11-25 23:11